まず書体が好きです。表紙とか中表紙に使われている独特の書体。
本当に短い短編集がたくさん。「雪屋」と名前の部分が全部違うけど全部同じような形の題名がついていて面白い。
朝読むのに向いているなぁ、と思い思わず買いたくなってしまいました。最近朝読書をしているので。
いい意味でこの人にはいつも期待を裏切られます。いつも楽しく読んでいる。

ISBN:4840114935 単行本 いしい しんじ メディアファクトリー 2006/02 ¥1,155
唐突な終わり方だった。本当に唐突にお話が終わる。まるではさみか何かで切ったかのように。
小説を読んでこの人は何を書きたかったんだろう、とかはほとんど考えないかこの本は読み終わったときに思わず考えてしまった。それくらい何というか普通、というかなんというか。数年後に読んだら違う感想を思うのかもしれませんが、いまいちでした。

ISBN:4062123428 単行本 小川 洋子 講談社 2004/04/13 ¥1,365

赤い指

2007年3月9日 読書
容疑者X以来の東野さんの小説かなぁ。ゲームを読んだのとどっちが先かあまり記憶に無いですが。

うーん。展開がいまいち速すぎた感じがしてしっくりこなかったです。そしていまいち腑に落ちない。

殺人事件を扱った話だけど犯人にはそれほどポイントが置かれていないかも。どちらかというと周り。家族。
ミステリというより家族物語かもしれないです。

ISBN:4062135264 単行本 東野 圭吾 講談社 2006/07/25 ¥1,575

金閣寺

2007年2月25日 読書
この本も読み込み課題の一冊です。

まあここに感想を書こうという段階ではないのですが読んだ記録を残しておこうと思って。

なんというか、こういう話だったんだ、という感じです。まだその程度。

もう少し読み込みます

ISBN:4101050082 文庫 三島 由紀夫 新潮社 1960/09 ¥580
腑に落ちないと散々書いたバッテリーの続編です。兄が図書館で借りてきたものを奪い取り今日、読みました。

話が締まった気がしますが、この人の小説の何が読みにくいって字の文に難しい言葉と簡単な言葉が混ざっているところにあると今日読んでいて思った。普段使わないような「漢語」が突然出てきてなんとなく違和感を感じるのでしょう。

この本のタイトルをバッテリーとせずにラスト・イニングとしたことには何か意図があるのでしょうか?確かに原田と永倉からは多少視点が外れているけど、今までよりもよりバッテリーにスポットが当っていたと思います。やっぱりこの人の本は題名がいまいちしっくり来ない。まぁ、好みの問題だとは思いますが。

ISBN:4048737570 単行本 あさの あつこ 角川グループパブリッシング 2007/02 ¥1,260

星の王子さま

2007年2月19日 読書
やっと読めた。

ずっと気になってはいました。いろんな小説にいろんな形で登場するこの星の王子さまという物語。今度友達と箱根に行くときに星の王子さまミュージアムに行くことにしたので、読みました。

なんというか、物語、なのかなぁ。いまいちかみ砕けてない感じですが、いろんな意味で想像とは違う話でした。もっと教訓めいているか哲学チックなものを想像していたので。

明日も読む。

ISBN:4102122044 文庫 河野 万里子 新潮社 ¥500
初中島らもでした。

読みやすい短さ。もう少し読みたいなぁ、と思うことはもう少し書きたいなぁ、と思う長さの気もするのですが、ものすごくいいところでとめてあるぎりぎりの長さだと思いました。

この人の小説や書いたものをもっと読んでいきたいと思う。

ISBN:4087486397 文庫 中島 らも 集英社 ¥460
おもしろかったです。すらすら読めて。気づくと時間が経っているような。
博士の愛した数式を読んで「数学者」に興味を持ったときに買った一冊。フェルマーの最終定理を買う勇気はなかった・・・。

でもいまいち印象が残っていないのです。本当にエッセイということで話題があちらこちらに飛んでいるからだろうけど。でもそれぞれに興味深い発見がありました。

もう一読しようと思います。

ISBN:410124801X 文庫 藤原 正彦 新潮社 ¥540
本当は上下巻に分かれた文庫本で読みましたが。

なんというか説明っぽいのかなぁ。会話文が長すぎる印象でした。それでも話の流れはおもしろかったし、キャラクターも魅力的だったと思います。
でも、いまいち主人公を取り巻く話には共感できなかったです。むしろいわゆる脇役の人のほうの話のほうがよかったと思います。

なぜだか考えると「由美子」という人物がどんな人物なのかいまいちわからなかったのと、瞳子さんと主人公との関係が唐突だったせいかな、と思います。

ラストももう少しよければなぁ。

ISBN:4062108860 単行本 村山 由佳 講談社 ¥1,890
この話、すごく好きです。何が好きなのかわからないから2回目を読み始めていますが、すごく好きです。
後輩にあんまり好きじゃないといわれて期待値が低かったからなぜか、中盤主人公(?)の男の人に妙に感情移入してしまったからか
、出てくる登場人物のキャラクターが好きなのか。

でもあんまり深く考えずにもう一度楽しんで読もうと思います。

ISBN:4062731290 文庫 村上 春樹 講談社 ¥600
やっぱりこれを柳楽君がやるのか・・・しか考えられなかったのですが。今までの柳楽君の役からは結構違う感じ。軽い感じの印象を受けたのでどう演じるのかなぁ、と思いながら秋を待とうと思います。

話自体は永遠の仔のイメージからは結構遠かったですが、やっぱり雰囲気は似ている気がします。雰囲気だけでなく、うまくいえないけど切り取り方もにている気がします。もう一度永遠の仔を呼んでみようかと思いました。

ISBN:4480687319 新書 天童 荒太 筑摩書房 ¥798
面白かった!すごい待ってた。本当に待ってた。

6巻を読んだあとにどうしても続きが気になって、本誌を読み始めて中抜けしていた部分です。でも埋まりきれてない・・・。

今回は桐青戦の途中まで。終わらないのが悲しい。8巻が本当に楽しみ。これからずっと楽しみにしながら何ヶ月待つんだろう。

本誌を読んで先を知っているのにこんなに楽しめるんだから、本当にこのマンガが好きなんだなぁ、って思います。
もうすぐ本誌も発売日。楽しみ♪

ISBN:4063144372 コミック ひぐち アサ 講談社 ¥540

2007年1月23日 読書
こっちのほうが好みです。

この画像だと文庫の帯が見えますが、ラストの一行が本当に。これをどう捕らえればいいのかなぁ。そのまま捕らえるととても悲しいことになる。でもやっぱり・・・。

こんなに最後の一行で・・・。

ある商品を進めるためのネガティブな噂が本当になってしまって殺人事件が・・・。細かく書き込まれていて面白かったです。

ISBN:4101230323 文庫 荻原 浩 新潮社 ¥660

完璧な病室

2007年1月19日 読書
この表題作を小川さん作品の中で一番好き、という人が結構多いのでずっとこの本は気になっていました。

やっと読めてよかった。

完璧な病室はすごくよかったです。話としては短いけど空気が濃密。隅から隅まで小川さんでした。

ひっそりとしていて、静かで、でもものすごく激しいものが中にある。もう一回読もうと思うとある種の覚悟が必要かなぁ、と思うような本でした。

これも読み込みたい一冊。

ISBN:412204443X 文庫 小川 洋子 中央公論新社 ¥620

余白の愛

2007年1月18日 読書
落ちをそのまま受け止めると、なんともいえない話になってしまう気が・・・。初期の作品だから、こういう書き方しかできなかったのかな、とも思う。

ラストまでは小川さん世界全開で物語りに浸れますが、少し最後が・・・。読み込み課題本の一冊になりそうです。

ISBN:4122043794 文庫 小川 洋子 中央公論新社 ¥620

神様からひと言

2007年1月17日 読書
だめでした。最後まで読みきれなかった本に感想を書くのははじめてかもしれません。

途中で飽きてしまいました。ワンパターンというかなんというか。読んでいて疲れてしまいました。また気が向いたら読もうかと思うけど、いまいち・・・。

この人のほかの本を読んでみようと思います。

ISBN:4334738427 文庫 荻原 浩 光文社 ¥720

東京奇譚集

2007年1月17日 読書
なんとなく村上春樹っぽくない話も混じっているように思う。けど、村上さんの言葉の使い方とか小道具の使い方とかが、嫌味なく読める話だと思いました。

どちらかというと村上さんが苦手な人にオススメの本かもしれません。

ISBN:4103534184 単行本 村上 春樹 新潮社 ¥1,470

本の話

2007年1月13日 読書
本の話をするのは楽しい。
楽しいけど難しい。むしろ恥ずかしい。

本に対する嗜好ってかなり自分が表れている気がするので。ちなみに好きな芸能人の話をするのも昔は恥ずかしかった。リアルな好きな人の話をするほうがよっぽど増しなくらい恥ずかしかった。
でも、本のことも最近はそんなに親しくない人とでも適当に話ができるようになってきたなぁ、と思う。でもやっぱり、熱く語りたいです。

明日は直木賞が発表されます。予想は三崎さんかなぁ。
ということで行ってきました。

ここ最近糸山さん強化週間だったのはこういう訳で・・・。

話はご自身の小説の書き方から、小説の映像化に対する話まで本当にさまざまでした。とても興味深かったです。今まで行ったトークセッションの中で一番よかったかもしれないです。

唯一の後悔は、今回のトークセッションのタイトルにもなっている小説を読んでから行かれなかったことです。

本当は早めにバイトを切り上げて、早めにそこの本屋さんで買って、夕食でも食べながらのんびり読む予定だったのですが、会場最寄り駅に着いたのが開始40分前ではどうにもならなかったです。約30分の間になんとか読み進めて、話に置いていかれる感はなかったですが・・・。

メモ書きがいろいろあるので明日以降もう一度まとめて書こうと思います。

サインをいただいたときに服装の話をしたら笑ってくださったのがすごく嬉しかった。本当に何気ない雑談といった感じのことを、作家さんとする、というなんとも言えないいい空気でした。
基本的に好きな作家さんの前に出るとうまく話せなくなって、後悔するのですが今日はすごくスムーズに話せた気がします。
糸山さんってジーンズ(ズボン)のイメージが強かったのですが
今日はスカート。ブーツがすごくかわいくてそれについて話しかけたら、衝動買いしてよかった、と言ってくれました。

本当にかわいいブーツでした。

逃亡くそたわけ

2007年1月9日 読書
すごいタイトルですが、裏切らない面白さでした。

精神病の人が病院から逃げ続ける話。

まぁ、この本の中で何が一番印象に残っているかというと、主人公に父親が車に木刀を備えている、というくだりなのですが。そんな危険な場所を運転してきた自分の度胸に乾杯。これ読んだあとだったら行かれなかったかも。

この小説のその後を考えると、どうにもこうにもな感じですが、精神病の書き方や、それが少しずつ直っていく過程が九州の風景と相俟って、違和感なく描かれていたと思います。自分が精神病に関してあまり明るくないのでなんともいえないですが。

しばらくは糸山さん強化週間。

ISBN:4120036146 単行本 絲山秋子 中央公論新社 ¥1,365

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