この夏休みは本当によく図書館に通っています。

図書館は好きなのですが夏休みは子どもがうるさい…なかなかに困りものです。大学図書館の全く雑音を立ててはならない雰囲気に比べると町の図書館は適度な雑音が好きなのですが、「うるさい」まで行くと全く集中できないです。基本的に家とか喫茶店とかファーストフードやファミレスで本を読むのが好きなので図書館はほとんど借り返しのためにしか行かないけど迷った本を読んでるときとかにうるさいと…

今日選挙の入場券が届きました。
二十歳になって初めての選挙。
何となく行かないかも、と思い始めていますが…。
どこの政党にも共感しきれないです。選挙権持つまでは投票に行かないなんて!!とか思っていたけど、今は何となくそれもわかる。うーん。しばらく新聞とにらめっこ。

今日は本の感想をいくつか書きます!
明日はゼミで早起きをしなくてはなので今日の夜はそんなに読めませんが…

読書の日

2005年8月25日 読書
今日は台風が来たので家で読書をしていました。

外で雨や風が強くても室内にいればあんまりうるさくないもので、本を読み進めていきました。北村薫さんの本を相変わらず。せっかくだから腰を据えて『下山事件』を読めばよかったのですが、熱っぽかったのであんまり読む気にならず。ベッドでゴロゴロしたり、いすに座ったりしながらのんびりと読み進めました。

やっと『空飛ぶ馬』から始め、『夜の蝉』、『秋の花』、『六の宮の姫君』まで進みました。これから『朝霧』を読み始めます。雨だとあんまり外に持っていきたくないので、明日は晴れるといいなあ。

明日は髪の毛を切りに行きます!!

近所の図書館

2005年8月11日 読書
お気に入りの場所です。最近はあんまりゆっくりいられたことないけど…

夏は涼しく、冬は暖かい。

蔵書数もなかなかで、最近インターネットで予約が出来るようになってますます便利になりました。夏休みの目標達成のためにかなり頻繁に本を借りにいっています。

昔は全く図書館で借りた本を読めなかったけど、今は全くそんなことありません。なんか、読まなくてはならない感じがしなくてダラダラしているうちに返却期限を迎えていました。

今日は本を二冊返してきました。

そして明日は借りに行くと思います。

読書は出来ているけど、英語と簿記の勉強が…
がんばらなくては。

北村薫さん

2005年8月9日 読書
のトークセッションに行ってきました。
場所は池袋のジュンク堂。直前まで一緒に行く予定だった友人の都合がつかなくなったので1人での参加。自分はあんまり北村さんのミステリーを読んでこなかったのでどうなるものかと緊張して行く…。

と、結果、あんまり話はわからなかったです。周りの人はものすごく北村さんのミステリーにも、そのほかにミステリーにも詳しい人だったらしく、興味深そうに聞いていましたが、私は今まであんまりミステリーというジャンルを読んでこなかったこともあって「???」という状態でした。

でも読んでみたいと思いました。

もともと北村さんの書く小説の流れている温かい雰囲気が好きだったのですが、違う雰囲気のミステリーも読んでみようと思います。覆面作家シリーズは結構読んだのですが…

今は盤上の敵を読んでいます。もうすぐ最終章。種明かし。これを読み切って今夜は眠ろうと思います。

熱球

2005年7月31日 読書
ISBN:4198614903 単行本 重松 清 徳間書店 2002/03 ¥1,680
重松清さんの本もはじめて読みました。田舎に久しぶりに東京から戻った家族の話(母親は単身赴任)シゲ爺の話がとても良かった。熱球と書いたボールを渡したところは涙が出そうになりました。恭子さんとシゲ爺に対する気持ちを、自分に重ね合わせて自分に酔って泣きそうになっているという感はありましたが…
話は少しご都合主義感はありましたが、全体として満足です。
ISBN:4061597086 文庫 長谷川 松治 講談社 2005/05 ¥1,313
やっと読みました。現代社会の授業で高1のときに存在を知って気になってはいたのですが…偶然図書館の新着図書で見つけて借りました。が、まだ感想を書くところまで読み込めていないので…もう一度読んでじっくり感想を書こうと思います。
まず一言言っておくなら、すごかった。自分の行動を分析されているような気がしました。もちろん60年位前にかかれたものなので多少ずれもあると思うし、時間の関係だけでなく著者が勘違いしている部分もあると思うけど、興味深い本です。夏休みの読み込み課題図書の一冊。

となり町戦争

2005年7月29日 読書
ISBN:4087747409 単行本 三崎 亜記 集英社 2004/12 ¥1,470
じっとりとした戦争の本。何も起こらないのです。戦争のようなことは。目の前で人が死ぬわけでもなく。ただただ知らないうちにいつの間にか誰かの生死に関わっていた。その事実をあとから突きつけられるだけ。でも、日常。なんとも言えない気分です。
人間の、自分の日常生活だと思いました。戦争とか何も大げさなことではなくて。自分は何かの犠牲の上に生きている。そんな思いになりました。

さよなら月の船

2005年7月21日 読書
ISBN:4086001993 文庫 片山 奈保子 集英社 2002/11 ¥560
下の日記に書いたたまに読みたくなる文庫本です。両親が離婚してしまって母親と2人で暮らしている少女のお話。可愛いものが好き、自分が気持ちよく過ごすのが好き。そして自分の弱さを知っている子。弱い部分を弱いと認めて、それに立ち向かうでもなく受け入れている。そんな女の子。何でたまに無性に読みたくなるのかはわかりませんが多分流れている空気がすきなんだと思います。
私もぬいぐるみは好きだし。
大人びた少女の話。
最後は少し違和感を感じるけどやっぱり好きだなあって、今日も思いました。
ISBN:4062116693 単行本 島本 理生 講談社 2003/01/28 ¥1,365
若くして文学賞とって、芥川賞候補になって…というこの方。話は本当に淡々とした日常。少し変わった家庭環境の女の子と、キックボクサーの男の子。その2人の違う何かをお互いに求めているようなあいまいであやふやな関係を書いたお話。
そんなに印象に残らず目の前をサラサラと通り過ぎていくような文章でした。良くも悪くも。
違う話も読んでみようと思います。
ISBN:4104412031 単行本 川上 弘美 新潮社 2003/11/26 ¥1,470
川上弘美さん。本当に何作読んでも裏切られない人です。流れる空気みたいなものが統一されてる感じ。ふわふわとした掴みどころのない、それでいて何かを的確に表現しているような文章が私は大好きです。
このニシノさんの話は少し読み込みたいなと思います。全く別の短編のようにも感じてしまいました。そう捉えていいのか捉え方がまだ定まらないけど気持ちのいい読後感だけが体に満ちています。

これのせいで昨日は夜更かし。眠るために泡盛の麦茶割を飲みました。なんか最近とっても堕落している自分がいる…
ISBN:4163239502 単行本 川上 弘美ほか 文藝春秋 2005/05/26 ¥1,100
今日図書館で借りて読みました。好きな作家さんと気になる作家さんが多かったので読んでみました。誰かと〈何かと)どこかへ行くお話しばかりが8つ入っています。どの話も好きです。短いけど安心して読める話。角田さんと甘糟さんはこれから読み始めてみたい作家さんです。
これからもう一度読みながら眠ろうと思います。短編ってそういう読みかたが出来るから好きです。下手に長編を読み出すと眠れなくなるので…
テスト前なので本は控えなくてはいけないのですが、読みたくなりますね。
ISBN:410401303X 単行本 小川 洋子 新潮社 2003/08/28 ¥1,575 小川洋子さんの本をはじめて読みました。きれいな世界でした。10歳の少年のはっきりとした姿に、ドキリとさせられました。子どもって何もわからないように見られるけど、本当はいろいろなことをわかっていて、それを溜め込んで溜め込んで暮らしている。そんな子どももいると思う。自分がどうだったのかというと微妙ですが…
そういう子どもに対して正面から向かっている博士と母親。こういう大人と子どもばっかりだったらいいな、と夢を見ました。

数学の話が違和感なく溶け込んでいるのもすごいと思うけど、それ以上に距離の書き方が好きでした。
ISBN:4774606367 単行本 佐藤 真紀子 教育画劇 2005/01/07 ¥1,680
ついに6巻。続きが気になる終わり方です。
何か一つに突出した人は確かに不安になるような危うさを持っていると思います。今回はかなり大人になった感じを受けました。巧も。中学生ってそういう時期なんだなー…って他人のように思うけど自分はどうだったんだろう。
変わりたいのか変わりたくないのかわからないけど時間も過ぎていくし考えなくてはならないことも増えていく。
そんな中学生に対して大人は何が出来るのでしょうか?
今度中学生チームの監督になった私はこれから真剣に考えていきます。

【追記】
今、いろいろ調べていてこれが最終巻だと知りました。なんともいえない気分です。ここから先を書かなかったら、何かから逃げているような気がします。何もかもが中途半端だと思います。読者と作者は違うだろうけどやっぱり続きを書いて欲しいと強く思います。
ISBN:408600609X 文庫 ひびき 玲音 集英社 2005/07/01 ¥440

マリア様がみてるの新作。
日常の動作を書くのがうまいので今野さんは好きです。
今回のメインはやっぱり念願の遊園地デートかな。

爆発的に人気が出て読者層も広くなって、刊行ペースも早くなって大変そうなのにあんまり質は落ちてないと思います。個人的には前薔薇様がいたときのほうが好きでしたが…

涼風さつさつのあたりでいったん離れかけましたが、何となくでやっぱり買い続けています。

読書、読書

2005年6月23日 読書
町の図書館に頼んでいた本が届いたということで取りに行ってきました。

バッテリーの4巻と5巻です。帯を読んで気になって、3巻まで文庫をまとめ買い。そして続きが今日読めました。

まっすぐでひたむきで青くてきれいで目を逸らしたくなって見ていたくて…そんないろいろゴチャゴチャな気分で読んでいます。
不器用で、不器用で、子どもで、でも少し大人で、純粋で、純真で。
野球つながりで「大きく振りかぶって」という漫画も好きなんですが、同じピッチャーなのに全然違う主人公。面白いです。

今日は少し英語をやりました。
ゼミで大学にも行きました。
少しずつ自分が復活している感じ。
前期もあと少し。楽しい夏休み目指してラストスパート!!

ピンクのドレス

2005年6月19日 読書
今週末に、いとこの結婚式があるので、そのときに着ていく服を買いました。ピンクのひらひらしたドレスです。思わずくるりと回りたくなるような裾がきれいなドレスです。

5月くらいから探していたのですがやっとイメージに合うものが見つかりました。嬉しくてくすぐったい感じ。

ずっと出てみたかったので結婚式、楽しみです。

『反乱のボヤージュ』野沢尚
廃寮に反対する学生運動の話。
自分の大学のことを思い浮かべました。
そして、このあとどうなったのかな?と考えました。結局、寮は壊されてしまうのではないかと思います。何となくですがそう思います。学生の自治というのは時間が経てば経った分だけ甘くなっていきます。この本の中にもあった通り都合のいい規則ばかりが伝えられて、都合の悪いものは消えていく。また、自治している建物が栄えれば栄えるほどその建物に対しての思い入れのレベルが異なる人間が集まっていく。そうなると、自治は難しい。この辺は部活とかクラスとかほかの社会と全く同じだと思います。

この本は『深紅』より読みやすかったです。立場が自分と近かったからかな。
今日の夕食は煮込みハンバーグでした。
初挑戦のメニューでドキドキしましたが、兄に「普通に煮込みハンバーグだよ」といわれて嬉しかったです。(←最大級の誉め言葉)

夕食を作りながらマドレーヌを作ったり、洗濯物をしまったりと、今日は一日主婦でした。

最近読み終った本に触れておきます。
『ああ野麦峠』
製糸業の女工さんについて書かれている本です。
日本の近代化の急速さが、労働者のゆがみを通じて強く伝わってきます。最後の章は情報の氾濫について考えさせられました。
この本で何回か引用されている「信濃毎日新聞」とても先鋭的なことが書かれている新聞です。大学一年のときに日本史の先生の勧めで、この新聞の記者(?・名前度忘れしました 6月19日追記:桐生悠々さんです)の方についての新聞を読みました。先見の明のある人。

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