廃墟建築士

2009年9月29日 読書
この人の小説を読んでいると夢の中にいる気分になる。

ある決まりごとがそこに存在していて、理不尽だったり意味がわからなかったりするのだけど、それは確固たるものである。そんなシチュエーションが私の夢ではよくある。まさにそんな感じ。

7階をなくす、とか廃墟を景観として創造する、とか。主人公は夢の中に迷い込んだ自分自身だったり。

どの短編も一癖も二癖もあっておもしろいですが、私は七階闘争が好きだ。

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