下手な官能小説よりも官能小説だと思いました。

なんというか、小川洋子さんはこういう妖しい雰囲気を書くのがものすごい上手だと思います。
薬指の標本、の映画を見に行ったときも、これを映画にしたら年齢制限はつかないのか・・・と思ったけど、これは間違いなく年齢制限されると思います。そんなお話でした。

島に閉じ込められて(というか自発的に行くのですが)おじさんにいじめられる少女の話です。と書いてしまうと身も蓋もないのですが、なんというか女の子のホテルでの立場と、そのおじさんと一緒にいるときの立場が面白いと思います。

ISBN:4054007740 単行本 小川 洋子 学習研究社 1996/11 ¥1,631

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