沈黙博物館

2006年8月2日 読書
絶賛マイブーム中の小川洋子さん

この方は本当に自分の世界に引き込むのがうまいと思う。このお話もきれいで素敵なお話でした。

スーッと冷たくなるような心地よさがこの人の書く文章にはあります。

たまには具体的に話に触れてみようかとも思うけど、どうなんでしょう。博物館技師が変わり者のおばあさんに出会い、博物館を作る話。その博物館で展示するものは・・・。

淡々として日常を丁寧に描いていて、なんというか、悲しいことも嬉しいこともその中に埋もれてしまいそうで、とても素敵な話です。

なんというボキャブラリーのなさ。

ISBN:4480803556 単行本 小川 洋子 筑摩書房 2000/09 ¥1,890

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索